MENU

恋愛で求めすぎる自分を変えたい|彼を疲れさせないために

「本当に愛してる?」

この質問を、今週だけで何回したか覚えていません。

彼は最初「もちろん」って答えてくれました。でも今日は、一瞬だけ疲れた表情が浮かんだ気がしたんです。その顔を見た瞬間、ああ、またやってしまったって思いました。

目次

私が壊してしまった関係

3年前の話をします。

当時の彼氏は、本当に優しい人でした。仕事で疲れていても「大丈夫?」って聞いてくれるし、記念日も忘れない。友達からも「いい彼氏だね」って言われていました。

でも私は、満足できなかった。

「もっと連絡してほしい」 「もっと会いたい」 「友達より私を優先してほしい」

仕事が忙しくて返信が遅れると、「私のこと好きじゃなくなった?」って問い詰めていました。彼が友達と遊ぶ予定を立てると、「私より友達が大事なの?」って不機嫌になっていました。

半年後、彼は別れを切り出しました。

「君のために頑張ってきたつもりだった。でも、何をしても満足してもらえない。もう疲れた」

その時の彼の顔、今でも忘れられません。疲れ果てて、諦めたような表情でした。

「求めすぎ」に気づくまで

別れてから、友人に相談しました。

「私、そんなにわがままだった?」

友人は少し困った顔をして言いました。

「うーん、正直に言っていい?あなた、彼に依存してたよ。彼が少しでも期待通りに動かないと不機嫌になるし、彼の時間も自由も全部欲しがってた。見てて苦しそうだった、彼が」

ショックでした。でも、否定できませんでした。

それから、過去の恋愛を振り返ってみたんです。そしたら、毎回同じパターンを繰り返していることに気づきました。

最初は順調。でも付き合いが長くなるにつれて、私の要求がエスカレートする。相手が疲れていく。そして別れる。

問題は相手じゃなかった。私自身にあったんです。

私の中にある「穴」

カウンセリングを受けることにしました。

カウンセラーの先生が言いました。

「あなたは、パートナーに『穴』を埋めてもらおうとしていますね」

穴?

「幼少期から満たされなかった何か。愛情、承認、安心感。その欠乏を、パートナーに埋めてもらおうとしている。でも、他人がその穴を完全に埋めることはできないんです」

確かに、思い当たることがありました。

母親は厳しい人で、いつも兄と比較されました。「お兄ちゃんはできるのに、なんであなたは」って。どんなに頑張っても、褒めてもらえませんでした。

大人になった今でも、その時の「自分は不十分だ」という感覚が残っているんです。

だから恋人に、その不足を埋めてもらおうとする。「私を認めて」「私を一番にして」「私を愛して」って。

でも、それは恋人の仕事じゃないんですよね。

友人が陥った「察してちゃん」地獄

大学時代の友人Sの話をします。

彼女は彼氏に「察してほしい」タイプでした。

誕生日前、彼氏に「何もしなくていいよ」って言っておきながら、心の中では「本当に好きなら、完璧なサプライズを用意してくれるはず」って期待していたんです。

当日、彼氏は彼女の言葉通り、特別なことをしませんでした。

Sは激怒しました。「なんで何もしないの!」

彼氏は困惑していました。「だって、何もしなくていいって言ったじゃん」

「言われなくてもわかるでしょ!本当に好きなら!」

この喧嘩を機に、二人の関係は悪化していきました。彼氏は「何を考えてるかわからない」と疲れ、Sは「理解してくれない」と不満を募らせる。

結局、別れました。

Sは後で気づいたそうです。「私、相手に超能力を求めてたんだよね。言葉にしないことを完璧に理解しろって。そんなの無理なのに」

私がやっていた「求めすぎ」の実例

自分を振り返ってみて、こんなことしてました。

1. 連絡の強要

仕事中でも、すぐ返信がないと不安になる。「何してるの?」「返信遅くない?」ってLINEを何通も送る。

彼が会議中とか、運転中とか、考えもしませんでした。ただ「私に返信しない=愛されていない」って思考回路でした。

2. 時間の独占

彼の趣味の時間、友達との時間、全部が気に食わなかった。「私といるより楽しいの?」って。

彼が自分の人生を生きることを、許せなかったんです。

3. 愛情テスト

わざと無理な要求をして、どこまで応えてくれるか試していました。深夜に「今から会いに来て」とか。

応えてくれれば「愛されている」、無理だと言われれば「やっぱり愛されていない」。

こんなことして、関係が良くなるわけないですよね。

4. 感情のゴミ箱化

嫌なことがあると、全部彼にぶつけていました。彼の状態とか関係なく。

彼が疲れてるとか、彼にも悩みがあるとか、考えませんでした。自分のストレスを処理する係として扱っていたんです。

変わろうと決めた日

2回目の大きな失恋の後、真剣に変わろうと思いました。

このままじゃ、誰と付き合っても同じことの繰り返しだって。

まず始めたのは、一人時間の充実でした。

彼氏がいないと不安、一人だと寂しくて耐えられない。この状態が依存だって気づいたんです。

だから意識的に、一人で楽しめることを見つけました。

ヨガ教室に通い始めました。料理教室にも行きました。小説を読んだり、映画を見たり。一人カフェも楽しめるようになりました。

最初は寂しかったです。でも、だんだん「一人も悪くない」って思えるようになりました。

次に始めたのは、感謝日記です。

毎晩、その日あった良いことを3つ書く。小さなことでいい。

「天気が良かった」「美味しいコーヒーが飲めた」「友達が励ましてくれた」

これを続けていくうちに、視点が変わっていきました。「ないもの」じゃなくて、「あるもの」に目が向くようになったんです。

そして、自分で自分を褒める練習もしました。

「今日、仕事頑張った」「料理上手くできた」「優しい言葉をかけられた」

他人からの承認を待つんじゃなくて、自分で自分を認める。これが自己肯定感なんだって、やっとわかりました。

新しい恋愛での変化

1年後、新しい彼氏ができました。

今度は違いました。

彼が仕事で忙しくて返信が遅れても、「大変なんだろうな」って思えるようになりました。以前なら、不安で連続LINE攻撃してたのに。

彼が友達と遊ぶって言ったら、「楽しんできてね」って送り出せるようになりました。以前なら、不機嫌になって引き止めてたのに。

何が変わったのか。

自分の幸せを、彼に依存しなくなったんです。

彼がいてもいなくても、私は私で充実している。彼と一緒にいる時間は嬉しいけど、それが全てじゃない。

この感覚を手に入れてから、関係がすごく楽になりました。

彼も言ってくれました。「君といると楽。プレッシャーがないから」

完璧な愛なんてない

もう一つ、気づいたことがあります。

完璧な愛情なんて存在しないんです。

24時間365日、私のことだけ考えて、全ての要求に応えて、完璧に理解してくれる。

そんな人、この世にいません。

人は皆、不完全です。疲れることもあるし、うまく愛情を表現できないこともある。

それは、愛していないからじゃない。人間だからです。

以前の私は、相手に完璧を求めていました。少しでも期待と違うと、「愛されていない」って思っていました。

でも今は違います。

「完璧じゃないけど、この人なりに愛してくれている」

これで十分だって思えるようになりました。

今、求めすぎている人へ

もしあなたが今、「求めすぎている自分」に気づいているなら。

それは変わるチャンスです。

自覚していない人より、ずっと前に進んでいます。

私が実際にやって効果があったことを、もう一度まとめます。

1. 一人時間を楽しむ

彼氏がいなくても充実できる自分を作る。趣味、友達、仕事。幸せの源を一つに集中させない。

2. 自分で自分を満たす

承認も愛情も、まず自分で自分に与える。他人に求める前に、自分で自分を大切にする。

3. 感謝の視点を持つ

「してくれなかったこと」じゃなくて、「してくれたこと」を見る。小さなことでも感謝する。

4. 完璧を手放す

相手も自分も不完全。それでいい。その不完全さを含めて、愛し合う。

5. 言葉にする

「察してほしい」をやめる。自分の気持ちは、言葉で伝える。相手は超能力者じゃない。

時間はかかります。すぐには変われません。

でも、少しずつでいいんです。

私も完璧じゃありません。今でもたまに、不安になって「本当に好き?」って聞きそうになります。

でも、その時に一度立ち止まって考えるんです。

「これは本当に聞く必要があるのか?それとも、ただ確認したいだけか?」

恋愛は、相手を満たしてもらう場所じゃありません。

お互いに満たされている二人が、さらに幸せになる場所です。

まず、自分で自分を満たす。

そこから、本当の恋愛が始まります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

恋愛行動分析ブロガー/元非モテ
職業:Webライター

20代後半まで恋愛経験ゼロ。学生時代はサークル入らず、就活も苦戦。恋愛より「自分探し」や読書に没頭してました。
自己分析を通じて恋愛行動を見直し、初交際に至るまでの試行錯誤を記録。遠回りしてきた側の視点で執筆しています。

コメント

コメントする

目次