「この人と結婚して、本当にいいのかな…」
婚約指輪を眺めながら、胸がざわざわする。
彼は優しいし、価値観も合ってる。でも…もっと理想的な人がどこかにいるんじゃないか?
この考えが頭から離れなくて、夜中に何度も目が覚めた。(あの頃マジで病んでた)
私が婚約を白紙に戻した理由
プロポーズされて喜んだはずなのに、1週間後には…
28歳の冬。3年付き合った彼からプロポーズされた。
レストランで膝をついて指輪を差し出してくれて。涙が止まらなくて、「はい」って答えた。幸せの絶頂だったはず。
なのに。
1週間後には既に不安が襲ってきてたんだよね。
友達の結婚式に参加した時のこと。新郎がスピーチで「彼女は僕の運命の人です」って言った瞬間、ドキッとした。
私、彼のこと「運命の人」だと思ってる?
帰り道、スマホでマッチングアプリの広告が目に入った。「もっと素敵な出会いがあるかも」って文字が、胸に刺さる。
(ヤバい、これ完全にマリッジブルーじゃん…)
婚約指輪を外した夜
結婚式場の見学を重ねるたびに、不安は大きくなっていった。
ウェディングドレスを試着してる最中も、鏡に映る自分を見て「本当にこれでいいの?」って心の声が聞こえる。
彼の良いところはたくさん知ってる。でも、世界にはもっと年収が高い人、もっとイケメンな人、もっと刺激的な人生を送れる人がいるんじゃないか…
その夜、婚約指輪を外してジュエリーボックスにしまった。
手が震えてた。
「ごめん、少し考える時間がほしい」って彼にLINEを送って。既読がついた瞬間、涙が溢れた。
なぜ私たちは「もっといい人」を探してしまうのか
SNSが見せる「幸せの切り取り」に騙されてた
冷却期間中、めちゃくちゃSNS見てた。
友達の結婚報告。ラブラブなカップルの投稿。海外旅行、高級レストラン、ブランド品…
「あの人たちの方が幸せそう」って比較ばっかりしてたんだよね。
でもある日、大学時代の親友に電話で相談したら、こう言われた。
「SNSなんて人生のハイライトシーンだけ切り取ってるだけじゃん。私だって旦那と喧嘩してる時の写真なんて載せないよ(笑)」
あ、そっか…
マッチングアプリ時代の「選択肢多すぎ問題」
考えてみれば、私たちの親世代って選択肢そんなになかったよね。
会社の人、友達の紹介、合コン。限られた出会いの中から選んでた。
でも今は?
マッチングアプリ開けば何千人も候補がいて。街歩けば素敵な人とすれ違って。
選択肢が多すぎて、逆に決められなくなってる。
心理学で「選択のパラドックス」っていうらしい。まさにこれだった。
迷いから抜け出すために実践した3つの方法
「80点ルール」で完璧主義を捨てた
最初に試したのがこれ。
100点満点の相手なんて存在しない。80点あればOKって基準を作ったの。
私にとって譲れない3つを書き出した:
- 一緒にいて安心できる
- 価値観が合う
- お互いを尊重できる
彼、全部クリアしてる。
確かに年収はそこまで高くないし、見た目も普通。でもこの3つがあれば、私には十分だった。
「あと20点」を探し続けて、目の前の80点を失うところだったんだよね…
10年後の私に手紙を書いてみた
これ、最初はバカらしいって思った。
でも騙されたと思ってノートに書いてみたの。
「10年後の私へ。今すごく迷ってる。彼と結婚していいのか、それとももっと刺激的な人生があるのか…」
書いてるうちに、涙が止まらなくなった。
10年後の私、きっと今の私に言うはず。
「刺激なんて最初だけ。大切なのは、疲れて帰った時に『おかえり』って言ってくれる人がいることだよ」って。
20年後、30年後の自分を想像した時、彼と笑い合ってる姿がはっきり見えたんだよね。
リスクとリワードを本気で比較した
結婚する場合としない場合、それぞれ何を得て何を失うのか?
ノートを2つに分けて、めちゃくちゃ書き出した。
結婚した場合:
- 精神的な安定(これデカい)
- 一緒に成長できる
- 家族を作れる
- 自由な時間は減る
- たまに喧嘩もする
結婚しない場合:
- 自由な時間
- 新しい出会いの可能性
- でも彼を失う
- 次の人が彼より良い保証はない
- 後悔するかもしれない
書き出した瞬間、答えは明白だった。
彼を失うリスクの方が、新しい刺激を得るリターンよりもはるかに大きい。
婚約を再開すると決めた日
3ヶ月ぶりに彼に会った
冷却期間が3ヶ月過ぎた頃。
彼から「話そう」ってメッセージが来た。手が震える。心臓バクバク。
カフェで向かい合って座って。彼の目が少し赤かった。
「俺、待ってるから。君が決めてくれればいいから」
この言葉で、全部吹っ切れた。
「ごめん。迷ってた自分がバカだった」
彼は笑って「そんなことないよ。真剣に考えてくれてたんでしょ」って。
この人以上の人なんていない。
そう確信できた瞬間だった。
結婚して3年目の今、思うこと
「もっといい人」は幻想だった
結婚生活、完璧じゃない。
彼は靴下脱ぎっぱなしだし、私は料理下手だし(笑)
でもね、完璧じゃないから良いんだよね。
お互いの欠点を知った上で、それでも一緒にいたいって思える関係。これが本物だと思う。
あの時迷ったことは無駄じゃなかった
むしろ迷ったからこそ、今の関係により確信を持ててる。
彼の良さを改めて認識できたし、自分が本当に求めてるものも分かった。
幸せって、ドキドキや刺激じゃなくて、安心感なんだよね。
今、迷ってるあなたへ
もし今、婚約者や彼氏がいて「もっといい人いるかも」って思ってるなら。
まず深呼吸して。
その人との思い出を振り返ってみて。辛い時支えてくれた瞬間、一緒に笑った時間、何気ない日常…
そういう積み重ねって、実はめちゃくちゃ貴重なんだよ。
新しい人と出会っても、またゼロから積み重ねていかなきゃいけない。しかもその人が今の相手より良い保証なんてどこにもない。
完璧な人を探すより、今の人との関係を完璧にしていく
これ、結婚して一番学んだこと。
相手を変えるんじゃなくて、二人の関係を育てていく。
迷いが完全に消えることはないかもしれない。でも、その迷いと向き合って、それでも選び取った関係は、きっと強いはず。
「もっといい人」を探し続けるより、「この人と一緒に良い人生を作っていく」って決めた方が、ずっと幸せだよ。
私は3年前のあの決断、1ミリも後悔してない。
むしろ、あの時婚約指輪を外してまで真剣に考えた自分を褒めてあげたい(笑)
だってその経験があるから、今の幸せにちゃんと気づけてるんだもん。
あなたの答えは、あなたの心の中にある。
周りの意見やSNSの投稿じゃなく、自分の心に正直に聞いてみて。
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