ベッドの中で天井を見つめながら、涙がポロポロ落ちてくる。
もう朝の5時だった。
今日も一睡もできなかった…。
失恋直後の私は、まさにこんな状態だったんです。夜になると、彼との思い出が勝手に再生されて、頭の中がぐちゃぐちゃ。お腹は空いてるはずなのに、コンビニのおにぎりを一口食べただけで吐き気がする。
「私、このままおかしくなっちゃうのかな」
鏡に映った自分の顔は、別人みたいにやつれてた。
でもね、今振り返ってみると、あの状態って実は普通だったんだよね。
寝れない・食べれないのは体の正常な反応
「なんでこんなに引きずってるんだろう、私って弱すぎ?」
失恋した後、そんな風に自分を責めてませんか。
ちょっと待って。
これ、全然弱くないから。
むしろ、それだけ本気で人を愛してた証拠なんです(って、当時の私に教えてあげたかった…)。
人間の体って不思議なもので、心が傷つくと体もちゃんと反応するんですよ。医学的に見ても、失恋って相当なストレスイベント。脳にとっては「大切なものが突然消えた!」という緊急事態だから、体は勝手に戦闘モードに入る。
コルチゾールとかアドレナリンっていうストレスホルモンが大量に出て、心臓がドキドキして、胃腸の動きが止まって、睡眠ホルモンのバランスが崩れる。
つまり、体が全力であなたを守ろうとしてる最中なの。
それなのに「早く元気にならなきゃ」って自分を追い込む必要、まったくないんだよ。
食べられなくて失敗した私の話
正直に言うと、私、最初めちゃくちゃ失敗したんです。
「ちゃんと食べなきゃダメだよね」って無理して、友達と焼肉に行ったんですよ。
…結果、最悪でした。
お肉を口に入れた瞬間、喉が締め付けられるような感覚。必死に水で流し込もうとしたけど、トイレに駆け込んで全部吐いちゃった。友達には心配かけるし、自己嫌悪で落ち込むし。
(あの時はマジでつらかった…)
でも、そこから発想を変えたんです。
「食事」じゃなくて「栄養補給」って割り切ることにした。
私が実際にやって効果があった方法
まず、温かい飲み物から始めた。
コンビニで買った即席のコーンスープ。これが本当に救世主だったんだよね。温かいものって、なんか胃に優しく入っていくんです。心もほっとする。
次に試したのが、ゼリー飲料。
「ウイダーinゼリー」とか、あの手のやつ。一気に飲めるし、カロリーもそれなりに摂れる。料理する気力なんてゼロだったから、こういう文明の利器に頼りまくった(笑)。
バナナも神でした。
皮をむくだけで食べられるし、甘みがあるから少し元気が出る気がした。朝起きて、とりあえずバナナ1本。それだけでも「今日は食べれた!」って小さな達成感があったんです。
罪悪感を持つ必要、まじでないから。
今のあなたに料理する気力がないのは当たり前。心が疲れ切ってるんだもん。コンビニでもデリバリーでも、頼れるものは全部頼っていいんだよ。
あと、意外だったのが、友達と一緒に食べること。
一人だと全然食べられなかったのに、友達とカフェでお茶してたら、なぜか少しずつパンケーキが食べれたんです。会話に気を取られて、自然と口が動いてた。人の存在って、本当に不思議な力がある。
寝られない夜の地獄と、そこから抜け出した方法
夜が来るのが怖かった。
ベッドに入った瞬間、彼との思い出が怒涛のように押し寄せてくるんです。
初めてデートした場所。一緒に笑った瞬間。最後に交わした言葉。
「あのとき、ああすればよかったのかな」 「私が悪かったのかな」 「今頃、彼は何してるんだろう」
そういう思考がぐるぐる回り始めると、もう止まらない。
気づいたら朝の光が差し込んでる…なんてこと、何日も続いた。
最初にやった失敗は、スマホを見ちゃったこと
寝れないから、ついついSNSを開いちゃうんですよね。
で、案の定、彼のアカウントを見に行く。
投稿はなかったけど、ストーリーを見た友達のアカウントから「元気そうだな」って分かっちゃって。
胸がギュッと締め付けられて、涙がブワッと出てきた。
スマホの画面が滲んで見えなくなって、気づいたら枕がびしょびしょ。
もう最悪の悪循環でした。
ここから本気で変えた対策
まず、ベッドでスマホを触るのを完全にやめた。
充電器をリビングに置いて、寝室には持ち込まない。最初は不安だったけど、これが効果絶大だったんです。
それから、寝る前のルーティンを作った。
ぬるめのお風呂に浸かって(熱いと逆に目が覚めちゃうから)、カモミールティーを飲んで、ラベンダーのアロマを枕元に垂らす。毎日同じことを繰り返すことで、「これをしたら寝る時間だよ」って体にサインを送るんです。
でも正直、それでも眠れない夜はあった。
そんな時は、開き直ることにしたんです。
「寝れなくてもいいや」って。
無理に寝ようとすると余計に焦って目が冴えるから、「とにかく体を休めよう」って考え方を変えた。ベッドの中で静かな音楽を流して、目を閉じてるだけでもいい。完全に寝落ちできなくても、目を閉じてれば体は休まるから。
頭の中のぐるぐるを止める秘策
これ、本当に効果があったんだけど、不安を「書き出す」こと。
枕元にノートとペンを置いておいて、考えがぐるぐる回り始めたら、全部書き出す。
「なんであんなこと言っちゃったんだろう」 「もっとこうすればよかった」 「彼は今、どうしてるんだろう」
全部、そのまま紙にぶつける。
きれいに書く必要なんてない。誰も見ないから。
不思議なことに、書き出すと頭の中がスッキリするんですよ。「もう書き出したから、今は考えなくていい」って、自分に許可を出してあげる。
これで少しずつ眠れる日が増えていった。
私が実際に回復するまでの道のり
完全に立ち直るまで、3ヶ月くらいかかったかな。
でも、一番の転機は「自分を責めなくなった」こと。
それまでは「こんなんじゃダメだ」「早く立ち直らなきゃ」って、自分を追い込んでた。でもね、そうじゃなくて。
「今日はつらかったね、よく頑張ったね」
そうやって自分を労わってあげるようにしたら、少しずつ心が軽くなっていったんです。
朝起きたときに、ほんの少しだけ気持ちが軽い日が来る。
ふとした瞬間に、笑顔になれる自分に気づく。
そういう小さな変化を、ちゃんと認めてあげることが大事なんだよね。
周りの人に助けられた話
友達が「ご飯じゃなくて、栄養ドリンク飲めばいいじゃん」って言ってくれたの。
その一言で、すごく楽になった。
「ちゃんとした食事を摂らなきゃ」っていうプレッシャーから解放されたんです。
あと、姉が「眠れない日があってもいいんだよ」って言ってくれた時も、涙が出た。
人に話すって、本当に大事。
一人で抱え込まないでほしい。
今、まさにつらいあなたへ
失恋の痛みって、人それぞれ。
回復のスピードも人それぞれなんです。
「もう1週間も経ったのに」「1ヶ月も経ったのに」なんて、焦らないで。
心の傷が癒えるには、時間が必要だから。
今は信じられないかもしれないけど、時間が経つにつれて、痛みは和らいでいく。
私も最初は「一生この痛みが続くんじゃないか」って思ってた。
でも、気づいたら笑えるようになってた。
気づいたら、新しいことに挑戦してた。
気づいたら、「あの失恋があったから、今の私がある」って思えるようになってたんです。
だから、大丈夫。
あなたも必ず回復する日が来るから。
焦らず、自分のペースで。
そして何より、自分に優しくしてあげてね。
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