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惚れた弱みで尽くしすぎる女性が自分を守る方法

彼のLINE、既読ついてるのに返信こない。

なのに気づけば自分から「今日おつかれさま!」って送ってる。深夜に「今から会える?」って呼び出されて、明日朝早いのにベッドから飛び起きてメイクし始めてる自分がいる。

…これ、全部過去の私。

デート代はいつの間にか全額自分持ち。誕生日に5万のプレゼント渡したのに、自分の誕生日は「おめでとう」のLINEスタンプ1個。それでも「彼は気持ちで愛してくれてるから」って、よく分からない理論で自分を説得してた。

あの頃の通帳、見返すと手が震える。

惚れた弱み?

大丈夫。ここから抜け出す方法、ちゃんとあるから。


そもそも「惚れた弱み」って、ただの優しさとは違うの?

ここ、最初にはっきりさせておきたい。

好きな人に優しくするのと、惚れた弱みで自分を犠牲にするのは、まったくの別物

優しさには「ここまでは大丈夫、でもここからは無理」っていう境界線がある。惚れた弱みには、それがない。境界線が溶けてなくなってるの。

具体的にはこんな状態のこと。

本当は嫌なのに「いいよ」って言ってしまう。おかしいと思っても「好きだから仕方ない」で飲み込む。「嫌われたくない」が判断基準のすべてになってる。

恋愛初期のドキドキとは根本的に違うんだよね。初期のそれは幸福感がベース。惚れた弱みのそれは、恐怖がベース。「失いたくない」「捨てられたくない」——その恐怖が、あなたから「NO」を奪ってしまう。


私が「都合のいい女」だった頃の話

26歳の時に付き合った彼。職場の2つ上の先輩で、顔がよくて仕事もできて、正直言って「なんで私なんかと?」って最初から思ってた。

その「なんで私なんかと」が、すべての元凶だったんだけど。

付き合って最初の1ヶ月は天国。毎週末デートしてくれて、手をつないで歩いてくれて、「可愛い」って言ってくれた。あの頃の私、たぶん人生で一番肌ツヤよかった(笑)。

でも2ヶ月目から、少しずつ風向きが変わり始めた。

デートの行き先、いつの間にか全部彼が決めるようになってた。私の「あのカフェ行きたいな」は「えー、めんどくさくない?」でかき消される。お会計の時、彼が財布を出すスピードがどんどん遅くなって、気づけば私がレジに立ってる。

(…あれ?おかしくない?)

心のどこかで引っかかってた。でも、そのモヤモヤに蓋をした。だって、彼に嫌われるのが怖かったから。

誕生日に奮発してブランドの財布を贈った。彼、喜んでくれた。でも私の誕生日に届いたのは、コンビニで買ったであろうチョコレートが1枚。しかも渡す時「あ、これ」って。

あの瞬間、笑顔を作ってる自分の頬が引きつってるのが分かった。帰りの電車で窓に映った自分の顔が、びっくりするくらい疲れてたのを覚えてる。


「君が払いたいんでしょ?」で目が覚めた

決定的だったのは、付き合って半年くらいの時。

いつも通りレストランのお会計で財布を出そうとした私に、彼がさらっと言ったの。

「君が払いたいんでしょ?だから任せてるんだけど」

…は?

耳を疑った。いや、聞こえてた。聞こえてたけど、脳が処理を拒否した感じ。店の照明がやけにまぶしくて、隣のテーブルの笑い声が遠くに聞こえて。レジの前で数秒間、フリーズしてた。

あの夜、ベッドの中でぐちゃぐちゃに泣いた。枕がびしょびしょになるまで。

(私って彼にとって何なの。ATM?便利な財布?愛されてるって思いたかっただけの、ただのバカ?)


友達の一言で、やっと自分を取り戻せた

数週間、一人で悶々としてた。でも限界がきて、学生時代からの親友に電話した。

鼻水すすりながら事情を話す私に、彼女はこう言った。

「ねえ、あんた自分を安売りしすぎでしょ。あんたにはもっと価値があるの、分かってる?」

電話口で号泣した。だって、その言葉を一番言ってほしかったのは彼だったから。でも、彼は絶対に言ってくれないって、本当はとっくに気づいてたから。

翌週、別れを告げた。

彼の反応?「え、マジで?」って。その一言で確信した。この人、私がいなくなることすら想像してなかったんだって。

別れた直後は、胸にぽっかり穴が空いた感覚。コンビニのおにぎりの味すら分からなくて、夜は何度も彼のLINEを開きかけた。

でも1ヶ月経った頃、ふと気づいた。

お給料日に通帳を見て、残高がちゃんと残ってる。友達とランチに行ける。欲しかった本が買える。週末、誰にも気を遣わずにゴロゴロできる。

…なにこの解放感。

体から力が抜けていくような、でも同時にじんわり温かいような、不思議な感覚だった。


「尽くす」と「搾取される」の境界線はどこ?

あの経験を経て、私なりに見つけた答えがある。

尽くしてる時の自分が幸せかどうか。これがすべて。

前回の記事で書いたお弁当作戦の彼女、覚えてる?彼女は毎朝ワクワクしながら台所に立ってた。それは「好きな人の喜ぶ顔が見たい」っていう純粋な気持ちから生まれた行動。

一方、あの頃の私。レジの前に立つ時、胃がキリキリしてた。「また私が払うのか」って思いながらカードを出してた。

同じ「尽くす」でも、中身がぜんぜん違う。

チェックポイントはシンプル。

「やめたい」と思った時にやめられるかどうか

やめたら相手に嫌われるかも、離れていくかも——その恐怖でやめられないなら、それはもう尽くしてるんじゃない。搾取されてる。


本音が言えなくなったら、もう赤信号

惚れた弱みの一番怖いところって、自分の声が出なくなること。

「あのレストラン、あんまり好きじゃない」が言えない。「今日は疲れてるから会いたくない」が言えない。「その言い方、傷つく」が言えない。

飲み込んで、飲み込んで、ニコニコして。

でもね、飲み込んだ言葉って消えないの。胃の中でドロドロに発酵して、ある日突然マグマみたいに噴き出す。

私の知り合いの男性がまさにそうだった。彼女のドタキャンに1年以上ニコニコ耐え続けて、ある日の電話で全部ぶちまけた。泣きながら怒鳴って、今までの不満を一気に吐き出して。

彼女は泣きながら言ったらしい。「そんなに嫌だったなら、なんで言わなかったの」

…ほんとそれ。でも、言えなかったんだよね。言ったら嫌われると思ってたから。

二人はカップルカウンセリングを受けて、なんとか持ち直したけど、あと少し遅かったら完全に壊れてたと思う。


依存と愛情の違いに気づいた23歳の女の子の話

もう一つ、忘れられない話がある。

23歳の女の子。初めての彼氏にどっぷり依存してた。LINEの返信が30分来ないだけで心拍数が跳ね上がる。彼が女の子と話してるのを見ると、視界がぐにゃっと歪む感覚。

「今から会える?」って彼に言われたら、39度の熱があっても飛んでいく。友達との約束?ドタキャン。仕事の残業?途中で抜ける。

全部、彼が最優先。

でも皮肉なことに、そうすればするほど彼は離れていった。ある日、彼にこう言われたの。

「もう少し、自分の時間も大切にしてくれない?」

(…え?こんなに愛してるのに、なんでそんなこと言われなきゃいけないの?)

彼女は最初、意味が分からなかったらしい。でも友達に話したら、こう返された。

「それ、愛じゃなくて執着じゃない?」

グサッときたって。胸の真ん中を刺されたような痛みだったって。

でもその痛みが、目を覚まさせてくれた。

彼女は少しずつ、恋愛以外の時間を作り始めた。学生時代に好きだった絵を再開。ジムに通い始めた。友達とカフェ巡りも復活させた。

最初はソワソワして、彼のことを考えない時間が罪悪感でしかなかったみたい。でも続けていくうちに、不思議と呼吸が楽になっていったって。

もっと不思議なのは、彼女が自立し始めたら、彼の態度が変わったこと。前より積極的に連絡してくるようになって、デートも彼から誘ってくれるようになった。

依存してた時は逃げてたのに、手を離したら追いかけてきた。なんとも皮肉な話でしょ?


惚れた弱みから抜け出す、具体的な3つのステップ

じゃあどうすればいい?って話だよね。精神論だけじゃ何も変わらないから、私が実際にやって効果のあった方法を書くね。

ステップ1:自己観察ノートをつける

スマホのメモでいい。「今日やったこと」「その時の感情」「本当はどうしたかったか」の3つを書く。

たとえばこんな感じ。

「深夜に呼び出されて会いに行った/怖かった、断ったら嫌われると思った/本当は寝たかった」

これを2週間も続けると、自分のパターンがはっきり見えてくる。私の場合、ノートを見返して愕然とした。(…毎回「嫌われるのが怖い」って書いてるじゃん。私の行動原理、全部恐怖じゃん)って。

ステップ2:小さな「NO」を練習する

いきなり大きな拒否はハードルが高い。だから小さいのから。

「今日はちょっと疲れてるから、明日にしない?」

たったこれだけ。でも初めて言った時、スマホを持つ指がガタガタ震えてたの覚えてる。送信ボタン押した後、5分くらいスマホ画面をじっと見つめてた。

結果?「了解!ゆっくり休んでね」って。

…拍子抜け。あれだけビビってたのに。

本当にあなたを大切にしてる人は、あなたの「NO」を受け入れてくれる。逆に、小さな「NO」で不機嫌になる人は——もうお察しだよね。

ステップ3:恋愛以外の「居場所」を作る

彼だけが世界の全てになってると、失うのが怖くて何でも許してしまう。当然の構造。

だから、世界を広げる。趣味でも、友達でも、仕事でも。「彼がいなくても私は大丈夫」って心から思える場所を、一つでも持っておく。

私の場合、別れた後に始めたヨガがそれだった。週2回、自分の呼吸だけに集中する時間。ポーズがキマった時の達成感。帰り道のじんわりした疲労感。

ああ、私には私の人生がちゃんとあるんだって、体で理解できた瞬間だった。


パートナー側の人に伝えたいこと

もし今これを読んでるあなたが「尽くしてくれる側」じゃなくて「尽くされてる側」なら、一つだけお願いがある。

相手が勇気を出して「今日は無理」って言ってくれた時、それを否定しないであげて。

「断ってくれてありがとう」なんて大げさに言わなくていい。ただ「わかった」って、普通に受け止めてくれるだけでいい。それだけで、相手の「NO」を言う筋肉が少しずつ育っていくから。

逆に、相手が何でもハイハイ聞いてくれるからって要求をエスカレートさせるのは、関係を壊す一番の近道。「無理してない?」のひとことを、たまにでいいからかけてあげてほしい。

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この記事を書いた人

恋愛行動分析ブロガー/元非モテ
職業:Webライター

20代後半まで恋愛経験ゼロ。学生時代はサークル入らず、就活も苦戦。恋愛より「自分探し」や読書に没頭してました。
自己分析を通じて恋愛行動を見直し、初交際に至るまでの試行錯誤を記録。遠回りしてきた側の視点で執筆しています。

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