深夜2時、ベッドの中でハッとした
元カレとの5年間。
写真フォルダを見返してて、ふと思ったんだよね。
(私、この人のこと本当に好きだったのかな…?)
スマホ持つ手が、微妙に震えてた。
一緒に笑ってる写真。旅行の思い出。記念日のディナー。
全部楽しかったはずなのに。
なんか…心がざわついた。
「好き」って言ってた。キスもしたし、将来の話もした。
でもさ、別れた時。
泣かなかったんだよね、私。
むしろホッとしてる自分がいて、それに気づいて背筋が凍った。
5年だよ? 5年も一緒にいたのに。
友達は「大丈夫?無理しないでね」って心配してくれたけど、正直ピンとこなくて。
あの時から、ずっと考えてる。
私って、本当に人を好きになったことあるのかなって。
みんなが言う「好き」がわからない
「好きな人できた!」って友達が目をキラキラさせて話してるとき。
(へぇ、そうなんだ)
共感できない自分がいた。
相手の話を聞いて寝られなくなるとか。
LINEの返信待ってドキドキが止まらないとか。
会えない日が辛くて泣いちゃうとか。
…全部、経験ないんだよね(笑)
「わかる〜!」って言ってたけど、実は全然わかってなかった。
演技してたんだと思う、今思えば。
恋バナで盛り上がってるとき、私だけ別世界にいる感覚。
みんなが話してる「好き」って感情が、マジでわからない。
私の「好き」は義務感だった
大学時代の彼氏のこと。
「優しくていい人だね」って周りから言われるたび、心の中で「そうだよね、だから好きにならなきゃ」って思ってた。
気づいてた? 「好きにならなきゃ」って。
「好き」じゃなくて、「好きであるべき」。
デートの予定も。
「会いたい!」じゃなくて「週末だし、会わないと悪いよな」みたいな。
ToDo リストの一つ。
彼が体調崩した時も、心配はするんだけどさ。
その心配って、友達を思う気持ちと変わらなかった気がする。
恋人だったら、もっと動揺するべきなんじゃないの?
自分の感情の薄さに、何度もゾッとした。
条件で選んでた自分に気づいた瞬間
これ、めっちゃ恥ずかしい話なんだけど。
付き合う相手、全員「スペック」で選んでたんだよね。
・国立大卒 ・身長175cm以上 ・年収○○万以上 ・見た目清潔感あり
まるで就活のエントリーシート(泣)
一緒にいて楽しいかとか、この人の考え方に共感できるかとか。
そういうの、二の次だった。
友達に「彼氏できたの!」って報告する時も、相手のステータス説明してる自分がいて。
「その人のどこが好きなの?」って聞かれると、言葉に詰まる。
人として好きなのか、条件として好きなのか。
境界線が、わからなくなってた。
転機は突然やってきた
27歳の冬。
職場で後輩の男の子と、たまたま終電逃して。
ファミレスで朝まで喋ったんだよね。
彼、私がいつも選ぶタイプとは真逆。
身長も平均くらいだし、特別イケメンでもない。
でも、その夜。
何かが違った。
彼が趣味の音楽について熱く語るとき、目がキラキラして。
私の仕事の悩みに、真剣に向き合ってくれて。
気づいたら朝5時。
「え、もうこんな時間?」
時間を忘れるってこういうことか、って。
胸がドクンドクンって。
これが…ドキドキ?
家に帰ってからも、彼のことばっかり考えてる自分がいた。
スマホ見るたび「LINEきてないかな」ってチェックして。
仕事中も、ふとした瞬間に彼の笑顔が浮かんできて。
(ヤバい、これ…好きってやつじゃん)
28年間生きてきて、初めてだった。
この感覚。
今までの「恋愛」は何だったの?
過去の恋愛、全部思い返してみた。
背筋が冷たくなるくらい、クリアに見えた。
私、ずっと「恋人ごっこ」してただけだったんだ。
彼氏がいるという事実が欲しかっただけ。
「恋人」という役割を演じてた。
相手の個性とか、内面とか。
本当の意味で知りたいと思ったことなかった。
会話も上っ面だけ。
深い部分に踏み込もうとしてなかった、無意識に。
別れる時も、いつも冷静に「お疲れ様でした」みたいな感じで。
プロジェクトの終了みたい(笑えない)
涙が出ないのが普通だと思ってた。
でも違った。
本当に好きな人って、失うことが怖くて仕方なくなるんだね。
自分を責めないで。これは気づきのチャンス
「本当に人を好きになったことない」
そう気づいた時、自己嫌悪に陥る人多いと思う。
私もそうだった。
「私、感情が壊れてるのかな」
「一生、本当の恋愛できないのかな」
布団被って泣いた夜もあった。
でもね。
これって、悪いことじゃないんだよ。
むしろチャンス。
自分の感情に正直になれたってこと。
偽りの恋愛を続けるより、よっぽどマシ。
私の友達でね、40歳まで気づかなかった人いるの。
結婚して、子供もいて。
「夫のこと、本当は好きじゃなかった」って気づいちゃって。
離婚はしなかったけど、「もっと早く気づきたかった」って言ってた。
だから、今気づけたあなたは幸運なんだよ。
「好き」にはいろんな形がある
ドラマみたいな激しい恋だけが正解じゃない。
これ、声を大にして言いたい。
じわじわ好きになる恋もあるし。
穏やかで静かな愛情もある。
友情の延長線上にある恋だってある。
アロマンティック(恋愛感情を持たない)という性的指向の人もいるし。
デミセクシャル(深い絆ができてから恋愛感情が芽生える)という人もいる。
多様性の時代でしょ?
恋愛だって、人それぞれでいいじゃん。
「普通」に合わせる必要ない。
自分の感じ方を、大事にしていい。
次に出会う人には、条件じゃなくて感情で向き合ってみる
私が変えたこと。
スペックシート、全部捨てた(比喩だけど)
次に誰かと出会った時は、こう自分に問いかける:
「この人と、もっと話したい?」
「この人の笑顔、もっと見たい?」
「この人のこと、もっと知りたい?」
それだけ。
年収とか、学歴とか、身長とか。
全部忘れる。
世間体も、友達の目も、親の期待も。
全部置いといて。
純粋に、自分の心に聞く。
最初は難しかった。
長年の癖で、つい「この人の条件は…」って考えちゃう。
でも、意識的に止めるんだよね。
「ストップ。今は感情だけ」って。
練習あるのみ。
恋愛以外の繋がりも大切にする
焦らなくていい。
本当に。
恋愛感情がないからって、人として欠けてるわけじゃない。
私ね、今は恋愛以外の繋がりを大事にしてる。
趣味のコミュニティとか。
ボランティア活動とか。
そこで出会う人たちと、深い話もするし、笑い合うし。
心が満たされる感覚がある。
そういう繋がりの中から、自然と恋愛に発展することもあるしね。
最初から「恋愛対象」として見るんじゃなくて。
「一人の人間」として向き合っていく。
その過程で、気づいたら好きになってた。
そんな恋もあるんだよ。
後輩くんとのその後(笑)
あ、気になる人いるよね?
ファミレスで朝まで語り合った後輩くんのこと。
結局ね…告白してフラれた(泣)
「先輩のこと、尊敬してるけど、恋愛対象としては見れない」って。
メッセージ読んで、涙が止まらなくて。
初めての失恋。
28歳にして、初めて。
でもさ、不思議なんだけど。
フラれて泣けるって、なんか…嬉しかったんだよね。
「私、ちゃんと人を好きになれるんだ」って確認できたから。
感情があったんだって、わかったから。
あの涙、宝物。
今は普通に職場で話せる仲だし(ちょっと気まずいけど笑)
あの経験があったから、自分の感情を信じられるようになった。
あなたの「好き」はこれから見つかる
まだ本気で人を好きになったことがないって?
大丈夫。
私も28年かかったから(笑)
人生これからだよ、マジで。
焦る必要ない。
周りと比べる必要もない。
あなたのペースで、あなたの「好き」を見つけていけばいい。
もしかしたら、明日かもしれない。
来年かもしれない。
10年後かもしれない。
それとも、恋愛感情を持たないタイプかもしれない。
どれも正解。
大事なのは、自分の感情に嘘をつかないこと。
「好きなふり」を続けるより、正直に「わからない」って認める勇気。
それが、本当の自分に出会う第一歩だから。
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