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恋愛の癒着から抜け出す方法|彼がいないと不安な時

「今日は友達と遊んでくるね」

彼氏がそう言った瞬間、胸がざわつきました。

表面上は「楽しんできてね」って笑顔で送り出したけど、心の中は不安でいっぱい。「私より友達が大事なの?」「私といるより楽しいの?」そんな考えがグルグル回り始めます。

そして、彼が出かけてから5分後には、もうLINEを送っていました。

「何してる?」

これ、異常ですよね。自分でもわかっています。

目次

気づいたきっかけ

友人に指摘されたのは、半年前のことでした。

「最近、全然会えないよね。彼と四六時中一緒にいない?」

ドキッとしました。確かに、この3ヶ月で友達と会ったのは2回だけ。それも彼が仕事で会えない日だけ。

「彼といるのが楽しいから」って言い訳しましたが、友人は首を振りました。

「楽しいんじゃなくて、一人になるのが怖いんじゃない?それって癒着って言うんだよ」

癒着?

その言葉を調べてみて、ゾッとしました。書いてあることが、全部当てはまっていたんです。

私がやっていたこと

振り返ってみると、怖くなるほどでした。

彼の予定を全部把握したがる

「今日は誰と会うの?」「何時に帰ってくるの?」「そこには誰がいるの?」

まるで監視してるみたい。でもやめられませんでした。彼の行動がわからないと、不安で仕方なかったんです。

一人の時間が怖い

彼がいない時間は、何をしていいかわからない。テレビを見ても集中できない。本を読んでも頭に入らない。

ずっとスマホを見て、彼からの連絡を待っている。返信が来ないと、どんどん不安になって、また連絡してしまう。

彼の機嫌に自分の気分が左右される

彼が疲れた顔をしていると「私が何か悪いことしたかな」って思う。彼がイライラしていると、私も落ち着かなくなる。

彼の感情と自分の感情の境界線がわからなくなっていました。

自分の意見がなくなっていく

「何食べたい?」って聞かれても、「なんでもいい」って答えるようになっていました。

本当は食べたいものがあるのに、彼が何を食べたいか考えてしまう。自分の気持ちより、彼に合わせることが優先になっていたんです。

母との関係に気づいた日

カウンセリングを受けてみたんです。

カウンセラーの先生が聞きました。「お母さんとの関係はどうでしたか?」

その質問で、ハッとしました。

母は過保護な人でした。いつも私の行動を気にして、友達との遊びにも口を出す。大学を選ぶ時も、就職先を決める時も、全部母の意見を優先していました。

30歳になった今でも、週に3回は電話がかかってきます。「何してるの?」「誰といるの?」って。

私、母との関係をそのまま恋愛に持ち込んでいたんです。

母に依存していた自分が、今度は彼に依存している。気づいた時、涙が止まりませんでした。

友人が経験した「癒着地獄」

大学時代の友人Rの話をします。

彼女と彼氏は、本当にいつも一緒でした。授業も、昼休みも、帰りも。二人で歩いている姿を見ない日はないくらい。

最初は「仲いいね」って思っていました。でも、だんだん様子がおかしくなっていきました。

Rは痩せていって、いつも疲れた顔をしている。サークルもバイトも辞めて、彼氏以外の人と関わらなくなっていきました。

ある日、久しぶりに二人で話す機会がありました。

「大丈夫?最近、辛そうだけど」

Rは泣き出しました。

「一人になるのが怖い。彼がいないと、自分が誰だかわからなくなる。でも、一緒にいるのも苦しい。自分がなくなっていく感じがするの」

それから半年後、Rは倒れて入院しました。極度のストレスによる体調不良でした。

入院中、彼氏と物理的に離れざるを得なくなって、やっとRは気づいたそうです。「これは愛じゃなかった」って。

退院後、二人は別れました。Rは今、自分を取り戻すためにカウンセリングに通っています。

「愛」と「執着」の違い

カウンセラーの先生が教えてくれました。

愛は、相手を自由にする。執着は、相手を縛る。

愛している時、相手の幸せを願います。たとえそれが自分といない時間でも。相手が友達と楽しく過ごすことを、素直に喜べる。

でも執着している時は違います。相手が自分以外のことを楽しむと、不安になる。嫉妬する。怒りさえ感じる。

「彼を愛してる」って思っていたけど、実際は「彼を失いたくない」という恐怖だったんです。

変わり始めた瞬間

カウンセリングを受けて3ヶ月後、初めて彼に本音を言いました。

「私、あなたに依存しすぎてた。一人になるのが怖くて、あなたを縛ってたと思う。ごめん」

彼は少し驚いた顔をして、それから優しく言いました。

「気づいてたよ。でも、君が苦しそうだったから、どう言えばいいかわからなかった。一人の時間を持つことって、悪いことじゃないんだよ」

その言葉で、何かが変わり始めました。

実際にやった3つのこと

1. 週に一度、必ず一人の時間を作る

最初は本当に辛かったです。一人でカフェに行っても、ソワソワして落ち着かない。すぐに彼にLINEしたくなる。

でも我慢しました。スマホを見ないで、持ってきた本を読む。最初の30分は、全然頭に入りませんでした。

でも1時間経った頃、不思議なことに気づきました。

「あれ、意外と大丈夫かも」

一人でいることが、少しだけ楽しく感じられたんです。

これを毎週続けました。2ヶ月後には、一人の時間が楽しみになっていました。

2. 友達との時間を優先する日を作る

月に2回、友達と遊ぶ日を決めました。その日は彼に会わない。LINEも最小限にする。

最初は友達と話していても、頭の中は彼のことでいっぱいでした。でも、だんだん目の前の友達との会話に集中できるようになっていきました。

友達が言いました。「最近、前のRに戻ってきたね。目が生き生きしてる」

その言葉が嬉しかった。私、自分を失っていたんだって改めて思いました。

3. 自分の感情と相手の感情を分ける練習

これが一番難しかったです。

彼が疲れた顔をしている時、「私のせい?」って思考が自動的に浮かぶ。でもそこで一度立ち止まって考えるんです。

「本当に私のせい?それとも仕事が大変だった?」

そして、彼に聞くようにしました。「どうしたの?何かあった?」

すると、ほとんどの場合、私とは関係ないことで疲れていたんです。上司に怒られたとか、プロジェクトがうまくいかなかったとか。

彼の感情は、彼のもの。私が責任を感じる必要はないんだって、少しずつわかってきました。

半年後の変化

今、彼とは週に3〜4回会っています。以前は毎日だったことを考えると、大きな変化です。

でも、不思議なことに関係は前より良くなりました。

会った時の会話が楽しい。お互いに話すことがたくさんある。以前は四六時中一緒だったから、特に話すこともなかったんです。

彼も言ってくれました。「最近、君といるのが本当に楽しい。前は、なんか義務みたいな感じがあったけど、今は心から会いたいって思う」

義務。

その言葉を聞いて、ショックでした。でも、わかります。私も彼といることが義務になっていたから。

「一緒にいなきゃ」「連絡しなきゃ」「確認しなきゃ」

全部、義務でした。愛じゃなかった。

今、癒着で苦しんでいる人へ

一人になることが怖い。その気持ち、本当によくわかります。

でも、その恐怖は相手への愛じゃないんです。自分の中にある「見捨てられたくない」という不安です。

その不安は、相手が埋めてくれるものじゃありません。自分で向き合って、自分で癒していくしかないんです。

私がやってみて効果があったことを、もう一度まとめます。

まず、気づくこと

「これって癒着かも」って気づくだけで、大きな一歩です。

一人の時間を怖がらない

最初は辛いです。でも、少しずつ慣れます。一人でいることが楽しくなってきます。

自分の人生を生きる

友達、趣味、仕事。相手以外の世界を持つこと。それが自分を取り戻すことです。

相手の感情に責任を感じすぎない

相手は大人です。自分の感情を自分で処理できます。あなたが全部背負う必要はありません。

完璧を目指さない

たまに不安になっても大丈夫。たまに確認したくなっても大丈夫。完璧じゃなくていいんです。

癒着から抜け出すのは、時間がかかります。簡単じゃありません。

でも、変われます。私が変われたんだから。

今でも、時々不安になります。彼が友達と遊びに行く時、ちょっとだけザワザワする。

でもその時、深呼吸して思い出すんです。

「彼は彼の人生を生きている。私は私の人生を生きている。それでいいんだ」

恋愛は、二人が一つになることじゃありません。

二人の自立した人間が、お互いを尊重しながら、一緒に歩いていくこと。

それが健全な愛なんだって、やっとわかりました。

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この記事を書いた人

恋愛行動分析ブロガー/元非モテ
職業:Webライター

20代後半まで恋愛経験ゼロ。学生時代はサークル入らず、就活も苦戦。恋愛より「自分探し」や読書に没頭してました。
自己分析を通じて恋愛行動を見直し、初交際に至るまでの試行錯誤を記録。遠回りしてきた側の視点で執筆しています。

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